恋人がいて、大きなけんかをしているわけでもない。それなのに、ふとした夜に、胸の奥がすうっと寂しくなる。「付き合っているのに寂しいなんて、わがままかな」と、その気持ちを誰にも言えずにいる方もいると思います。
先にお伝えしたいのは、恋人がいるのに寂しいと感じるのは、わがままではなく、相手ともっと心を通わせたいと願っているからだということです。この記事では、寂しさが生まれる理由と、その気持ちを責めずにふたりの関係に生かす方法をお伝えします。
寂しさは「足りない」ではなく「近づきたい」のサイン
恋人がいるのに寂しいとき、私たちはつい「愛されていないのかも」と考えてしまいます。でも多くの場合、寂しさは相手の気持ちが足りないことよりも、ふたりの心の距離を、もう少し近づけたいという願いから生まれています。
会う回数が減った、話す内容が予定の確認ばかりになった、忙しくてゆっくり顔を見られていない。そんな小さな変化に、心はちゃんと気づいています。寂しさは、関係を大切に思っているからこそ届く、小さなお知らせなのです。
寂しさが生まれやすい3つの場面
| よくある場面 | 心の中で起きていること |
|---|---|
| 連絡はあるけれど、内容がそっけない | 気持ちを分け合えていないと感じている |
| 会っていても、相手がスマホばかり見ている | 「今ここにいる自分」を見てほしい |
| 自分ばかりが会いたがっている気がする | 気持ちの温度差が不安になっている |
どの場面も、相手が悪いとは限りません。お互いの「うれしい」と感じるポイントが、少しずれているだけのこともあります。
寂しさをふたりの関係に生かす3つの手順
1. 寂しさを「責める言葉」ではなく「お願い」にする
「どうして連絡くれないの」ではなく、「声が聞けるとうれしいな」。同じ気持ちでも、相手を責める形ではなく、してほしいことを伝える形にすると、相手も受け取りやすくなります。
2. 寂しくなる時間帯を知っておく
寂しさは、疲れている夜や、ひとりの休日に強くなりやすいものです。「この時間になると寂しくなるんだ」と知っておくだけで、気持ちに飲みこまれにくくなります。その時間に好きなことを入れておくのもひとつの方法です。
3. 恋人以外の「満たされる場所」も持っておく
寂しさのすべてを恋人に埋めてもらおうとすると、ふたりとも苦しくなってしまいます。友達との時間、好きな趣味、ひとりでほっとできる場所。心を満たしてくれる場所がいくつかあると、恋人との時間も、もっと穏やかに楽しめるようになります。
カードが教えてくれること:カップの2
このテーマで思い浮かぶのが、タロットの「カップの2」というカードです。ふたりの人が向かい合い、それぞれの杯を差し出し合っている絵です。このカードは、気持ちを分け合い、心が通い合う関係を表しています。
よく見ると、ふたりはどちらか一方だけが杯を差し出しているのではありません。お互いが少しずつ手を伸ばして、真ん中で杯を合わせています。心の距離も、どちらかががんばるだけではなく、ふたりで少しずつ近づけていくものなのかもしれません。
あなたの寂しさは、杯を差し出すきっかけです。小さな言葉で、気持ちを相手に手渡してみてください。
今日、あなたに伝えたいこと
恋人がいるのに寂しいと感じる自分を、どうか責めないでください。その寂しさは、相手を大切に思っている気持ちの裏返しです。
寂しさを伝えることは、重たいことでも、迷惑なことでもありません。ふたりの関係を、これからも育てていくための大切な一歩です。
ここまで読んでくださったあなたは、きっと相手との関係を、ていねいに大切にしたいと思っているのだと思います。今日は、寂しいと感じた自分に「そう感じていいんだよ」と声をかけてあげてくださいね。
毎月の巡りを九星とタロットで読む月だより「九つの星と、一枚のカード」も、noteで書いています。今月の流れを知るきっかけに、のぞいてみてください。
この記事は、同じように悩む方に向けて書いたものです。今のあなたに合うところだけ、受け取ってくださいね。占いは答えではなく、気持ちを整えるための小さな灯りとして使っていただけたらうれしいです。

