アラームが鳴った瞬間、「今日も仕事か」と心が重くなる。布団の中で、行かなくていい理由を探してしまう。なんとか起き上がって準備をしても、玄関のドアを開けるまでが、とても遠く感じる。そんな朝を過ごしている方もいると思います。

先にお伝えしたいのは、仕事に行きたくない朝があるのは、あなたが怠けているからではなく、毎日きちんと仕事に向き合ってきたからだということです。この記事では、行きたくない朝の気持ちの整え方と、一日を乗りきるための小さな工夫をお伝えします。

「行きたくない」は、心からの小さなお知らせ

仕事に行きたくない気持ちは、多くの人が感じているものです。週のはじめや、苦手な予定がある日、疲れがたまっている時期には、特に強くなりやすいでしょう。

その気持ちは、あなたの心が「少し疲れているよ」「何か気になることがあるよ」と知らせてくれている、小さなサインでもあります。大切なのは、その気持ちを無理に打ち消すことではなく、「そう感じているんだね」と、まず認めてあげることです。

行きたくない理由を、そっと見分けてみる

「行きたくない」の中身は、日によって違うことがあります。

よくある理由今日できる小さな工夫
体が疲れている、眠い今夜は早く寝ると決めて、今日はがんばりすぎない
苦手な予定や人がいるその予定が終わったあとの、小さな楽しみを用意する
理由ははっきりしないけど重い「午前中だけがんばろう」と、区切りを短くする

理由がわかると、「全部がいやだ」という大きなかたまりが、少し小さくなります。それだけで、玄関までの距離がほんの少し近づくはずです。

一日を乗りきる3つの小さな工夫

1. 「今日のゴール」を、ひとつだけ決める

一日のやることを全部思い浮かべると、それだけで疲れてしまいます。「今日はこれだけ終わらせれば合格」というゴールを、ひとつだけ決めてください。ほかのことは、できたらもうけものです。

2. 朝に、ひとつだけ好きなことを入れる

お気に入りの飲みもの、好きな音楽、少し丁寧にいれたコーヒー。朝にひとつだけ「好き」を入れると、一日の始まりの色が少し変わります。仕事のための朝ではなく、自分のための朝にしてみてください。

3. 帰ってからのごほうびを先に決める

「今日は帰ったら、好きなお菓子を食べよう」「ゆっくりお風呂に入ろう」。帰ったあとの楽しみを先に決めておくと、一日の終わりに向かって歩いていけます。がんばった自分へのごほうびは、ちゃんと用意してあげてください。

カードが教えてくれること:戦車

タロットに「戦車」というカードがあります。2頭の獣が引く戦車に、ひとりの人がまっすぐ前を見て乗っている絵です。このカードは、ゆれる気持ちをまとめて、前に進む力を表しています。

よく見ると、戦車を引く2頭の獣は、それぞれ別の方向を向いています。「行きたい」と「行きたくない」、ふたつの気持ちを抱えたまま、それでも手綱をにぎって進んでいく。戦車の人は、迷いがないから強いのではなく、迷いを抱えたまま進めるから強いのです。

行きたくない気持ちがあっても大丈夫。その気持ちごと連れて、今日の一歩を踏み出せたら、それだけで十分です。

今日、あなたに伝えたいこと

仕事に行きたくない朝があっても、それでも準備をして出かけようとしているあなたは、とても立派です。行きたくない気持ちと一緒に歩いていることを、どうか自分でほめてあげてください。

毎日を全力でがんばらなくても大丈夫です。半分の力で過ごす日があっても、あなたの価値は変わりません。

ここまで読んでくださったあなたは、きっと今日も、重い気持ちを抱えながら一日を始めようとしているのだと思います。今日のゴールはひとつだけ。帰ったら、ちゃんと自分にごほうびをあげてくださいね。

もし、仕事に行こうとすると体調が悪くなる、朝起きられない日がずっと続いているという場合は、心と体が「少し休ませて」と伝えているサインかもしれません。ひとりで抱えこまず、お医者さんや信頼できる人の力を借りることも、自分を守る大切な方法です。

毎月の巡りを九星とタロットで読む月だより「九つの星と、一枚のカード」も、noteで書いています。今月の流れを知るきっかけに、のぞいてみてください。

この記事は、同じように悩む方に向けて書いたものです。今のあなたに合うところだけ、受け取ってくださいね。占いは答えではなく、気持ちを整えるための小さな灯りとして使っていただけたらうれしいです。