朝起きても、体が重くて布団から出られない。やらなければいけないことは頭にあるのに、どうしても手がつかない。気づけば一日が終わっていて、「また何もできなかった」と自分を責めてしまう。そんな日を過ごしている方もいると思います。

先にお伝えしたいのは、何もしたくない日があるのは、あなたがなまけているからではなく、心と体が「少し休みたい」と伝えているからだということです。この記事では、動けない日が来る理由と、罪悪感を手放して休むための方法をお伝えします。

動けない日は、がんばってきた人にやってくる

何もしたくない日は、ある日突然やってくるように感じられます。でも多くの場合、その前には、たくさんがんばってきた時間があります。気をつかい続けた日々、休まず走ってきた毎日。心と体は、その疲れをちゃんと覚えています。

車も、ずっと走り続けていれば、ガソリンが切れます。ガソリンが切れた車に「走れ」と言っても、動けないのは当たり前です。今のあなたは、怠けているのではなく、燃料を補給しなければいけない時期にいるのかもしれません。

「休む」と「サボる」は、同じではない

動けない日に自分を責めてしまうのは、「休むこと」と「サボること」を同じものだと思っているからかもしれません。

休むサボると感じてしまうこと
心と体を元に戻すための時間本当はやるべきことから逃げている時間
明日の自分のためにする自分を甘やかしているように感じる
終わったあと、少し軽くなる終わったあと、罪悪感が残る

同じ「何もしない時間」でも、「今日は休む日」と自分で決めて過ごすと、それは立派な休息になります。罪悪感を抱えたまま過ごすと、体は止まっていても、心はずっと働き続けてしまいます。大切なのは、何もしないことを、自分に許してあげることです。

罪悪感を手放して休む3つの手順

1. 「今日は休む日」と声に出して決める

何もできなかった日ではなく、休むと決めた日にしてしまいましょう。「今日は休む日」と小さく声に出すだけで、同じ一日の意味が変わります。休むことは、あなたが選んだ大切な予定です。

2. やることを、ひとつだけにしぼる

どうしても気になることがあるなら、今日やることを、ひとつだけ選んでください。それも「お皿を1枚洗う」「窓を開ける」くらいの小さなもので十分です。ひとつできたら、今日はもう合格です。

3. 体があたたまることを、ひとつする

温かい飲みものを飲む、湯船につかる、毛布にくるまる。体があたたまると、心も少しずつほぐれていきます。何かを生み出す日ではなく、自分をあたためる日だと思って過ごしてみてください。

カードが教えてくれること:ソードの4

タロットに「ソードの4」というカードがあります。教会の中で、騎士が静かに横たわり、手を合わせて休んでいる絵です。壁には3本の剣が掛けられ、1本の剣が騎士のそばに置かれています。このカードは、戦いのあとの、回復のための休息を表しています。

騎士は、負けて倒れているわけではありません。次の戦いに向けて、剣を置いて、静かに力をたくわえているのです。休むことは、戦いをやめることではなく、また立ち上がるための大切な準備だと、このカードは教えてくれます。

今日のあなたも、剣を置いて休んでいい日です。力は、休んでいるあいだにも、ちゃんとたまっていきますよ。

今日、あなたに伝えたいこと

何もしたくない日があるのは、それだけあなたが毎日をがんばってきた証拠です。がんばってこなかった人には、こんなふうに疲れる日は来ません。

何もしない一日も、あなたの人生の大切な一日です。何かを成しとげた日だけが、価値のある日ではありません。

ここまで読んでくださったあなたは、動けない中でも、この記事を最後まで読む力を持っていました。それだけで十分です。今日はもう、何もしなくて大丈夫。ゆっくり休んで、明日のことは明日のあなたにまかせてくださいね。

もし、何もしたくない日が何週間も続いている、好きだったことも楽しめなくなっているという場合は、心と体が助けを求めているサインかもしれません。ひとりで抱えこまず、お医者さんや信頼できる人の力を借りることも、自分を大切にする方法のひとつです。

毎月の巡りを九星とタロットで読む月だより「九つの星と、一枚のカード」も、noteで書いています。今月の流れを知るきっかけに、のぞいてみてください。

この記事は、同じように悩む方に向けて書いたものです。今のあなたに合うところだけ、受け取ってくださいね。占いは答えではなく、気持ちを整えるための小さな灯りとして使っていただけたらうれしいです。